MVPenを弄ってみた。

MV Pen。これから弄ってみる。

最近話題の「ショットノート」を初めとした、所謂「デジタイズ系」のツールが色々とあるわけですが、そんな中、少し前に話題になった「MVPen iPhone対応 EN301i」を試す機会に恵まれたので、貧相ながらも少しレビューを。


箱を開けると、専用ペン、受信部、USBケーブル、Dockケーブル、ドライバCDなどが入っています。
仕組みとしては、専用の受信部をメモの上にクリップして(バインダーのクリップ部分の様な感じ)、レポートパッドでも何でも良いので専用ペンで書きこむとそれがそのままデジタイズされるという代物。
Macではメモを取り込むためのユーティリティしか付属していませんが、Windows用にはOCRソフトとかも付属していて、まぁいつもながらの差別感を感じつつ(笑)
iPhone、iPadにはiTunesStoreから専用のアプリをインストールする形式。
取り合えずMacにユーティリティをインストールするものの、何と言うか「不親切な作り」で最初からスムーズにメモを取り込むという感じにはなりませんでした。
んで、やり方が悪いのかなんなのかわかりませんが、どうすれば良いのか解明する気すら起こらなくなったので、気を取りなおしてiPhoneでも試してみました。
しかしまたこの専用ソフトがイケてないこと…。
横向きモードでしか使えず、かつUIが全然ダメで、最初の画面に戻るとか、やり直すとか、拡大・縮小するとか言う作業がiPhoneのUIと全く噛み合ってない。
っていうか、出来ない(笑)

拡大・縮小しようとして、何回も無駄な線を書いてしまいました(笑)
デジタイズしたものをどうやって処理するのかと思えば、カメラロールに保存されるのみ。
何と言うかデジタイズする意味有るのかな?とか思っちゃう。
良い所としては、受信部が充電出来て、スタンドアロンで受信・データ蓄積が出来るところ。
取り敢えず受信部と専用ペン(と、実際に書く紙)を持っていけばデータの蓄積は出来ます。
コレはお気軽で良いと思います。

データをインプットするという作業だけで見れば、文字の認識もかなり良くてストレスなく取り込み作業は出来ると思います。
しかし、ペン先を押し込んだ時に動作を認識するのか、スケッチ的に軽くなぞる感じで書くと、その部分が認識されていなかったりすることが有ったので、若干ですが注意が必要かもしれません。
文字書きは殆ど認識されていました。
入力がスムーズなだけに、その後のデータの活用がイマイチなのが余計に残念です。
そうそう。取ったメモも何と言うか縮尺が辺で。結構デカイ字を書いているのにとても小さい文字として認識されています。
メモパッドのサイズも予め認識して、実寸に近いサイズで取り込みされてくれればイイなと思いました。
今のままだと、「A4に書いてたのに、デジタル化したら文庫本サイズ」とかあるかもしれません。(大袈裟)
まぁ、専用アプリでないとデータを受け取れないっていう仕様をなんとかクリアしてくれればアリかな。
iPhoneではOSの仕様上仕方ないと眼を瞑るとしても、Macであの操作感(っていうか、操作までなかなか辿りつかない。)をなんとかして欲しいもんです。
あ、大事なことに最後になって気づきましたが、説明書が分かり辛いんですけど、この手のデバイスでセットアップに説明書が必要で、その後の設定とかが面倒くさい事って致命的な気がします。個人的には。
だって、適当なアプリ開いて、ツイーってしたら線が引けて欲しいじゃないですか。
それが無かった。
iPhoneでは、好きなアプリでどうのこうのっていうのが難しいから、オリジナルのソフトを用意したんだろうけど、それが残念すぎた。
まだまだこれからのデバイスだと思うので、色々とブラッシュアップを期待します。
オレ個人的には新しもの好きの心をいくら奮い立たせても、ショットノートで充分満足します。
まだキワモノの域を出てないデバイスだなと感じました。

全く説明書を読んでいないので、使いこなしていない事は重々承知しています。
だもんで、出来る事出来ないと批判しているのかもしれません。
しかし、入力系デバイスでそんなにめんどくさい事しなきゃ使えないってのがオレ的にちょっとアレだったので、敢えて知識不足も承知の上で書いてます。
本当はそんなこと無いのに!って事だったら是非教えてください。
そのままモニター継続させて貰います(笑)

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