お客様の声。

近所のスーパーに「お客様の声をお聞かせ下さい」と投書箱がある。
実際に投書された物に店長がコメントを加えて掲示してあるのを何気なく見る時がある。
むしろそれを見るのが好きだったりもする。
やれ「段ボールは潰さないで置いておいて欲しい」だの「野菜の鮮度が悪い」だの。
中には「こいつこんな事書くヒマに何か他の事しろよ!」と突っ込みたくなる投書も少なくは無いのだが、先日思わず笑ってしまった投書があった。
一人でそれを見ていたのに「ははっ」と声が出てしまった。
コレはオレだけかも知れないので期待は無用。

クッパが何故置いていないのでしょう?信じられません。
これから冬へ向かうにあたり、何故クッパが…。
これからは○○(駅向こうのスーパーの名前)に行く事にします。

大体こんな感じの文章だった。
クッパがどれだけ好きか分からないけど、メーカー指定もなく、ただ「クッパ」と。
何でこの人はそんなにクッパに執着したんだろう?
自分の時間を割いて、この投書台でどんな感じで書いていたんだろう?
クッパが置いていない事に対し、怒りに肩を震わせて書いたのか。
それとも悲しさに打ちひしがれて落胆しながら書いたのか。
何れにしても面白すぎて笑ってしまった。その光景を想像したら。
もしかしたら投書用紙を持ち帰って書いてきたって事も考えられるな等と思ったら、更に面白くなってきた。
つい妻にも「ほらほら」と見せてしまった。

色んな人居るよね。
写真撮れば良かった。

ていうか、こう文章にすると意外と面白くないな(笑)

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