iPhone交換。

事の発端はMobileMeのアドレスブックに会社のMacBookProを紐付けた事。
iPhoneAPPの「WorldCardMobile」を入手したので名刺管理を楽にしようと目論んだのです。

このアプリは言わば「名刺OCR専用ソフト」とでも言うべきソフトで、レビューなどではその認識率が高い事で非常に評判が良いソフトでした。
実際に会社の同僚にも使っている人が居て、その人曰く「超オススメ」との事だったので。

このアプリは、iPhoneで名刺をカメラ撮影して文字認識させます。
んで、標準アプリのアドレスブックに吐き出すという仕組みの物。
だもんでiPhoneのアドレスブックはMobileMeとシンクさせているオレは、会社アドレスブックと、プライベートアドレスブックの同期が避けて通れない道だったというわけです。
プライベートと会社用のデータ混在には抵抗がありましたが、そこはグループ分けで凌ごうという事にしました。

んで、意を決してシンク。
取り敢えず1回目のシンクはうまく行ったように見えたのですが、よくよく見返すと同じ人が重複登録されている様に見えて、その実名前しか登録されていないデータが沢山あったりとおかしなデータが沢山iPhoneに登録されてしまいました。
しかし、MobileMeのサイトにログインしてチェックするとそんな事は無く、綺麗に統合されているように見えています。
実際会社Macで見たアドレスブックも、MobileMeのサイトで見るそれと変わりなく統合はうまく行っています。
「じゃぁ、iPhoneが上手くシンクしていないだけじゃん」と言う事で、これまた潔くiPhoneのアドレスデータを全削除。そして再度シンク…データが落ちてきません。
「ん？？？？」と思いつつも、「時間が経てば落ちてくるかな？」と悠長に構え、数時間。
まだ、落ちてきません。
いよいよ怪しい雰囲気になってきました（笑）
このあたりからアップルのサイトのトラブルシューティングを読んだりして、MobileMeのアカウントを削除したり色々してみましたが全く改善の兆し無し（笑）
唯一メールの受信だけは出来るってのが幸いでもあり、恨めしくもあり…。
自宅に戻ってiMacのアドレス帳をシンクさせてみると、会社Macと同じように登録されています。
ここまで来て何となく想像出来たのは、1回目のシンクが失敗した際に何かのトラブルでMobileMeのサーバーがiPhoneのMACアドレスをロックしちゃったんじゃないか？って事。（いや、あくまで想像です、想像。）
とは思ってみた物の、そのロックを解除する手立てなんか分かりっこありません。
取り敢えず
・iPhoneの復元、バックアップファイルを書き戻し→ダメ
・iPhoneの復元、新規iPhoneとして設定→ダメ
ダメついでに、ダメ元でアップルのサポートに連絡するも、「メールでMobileMeのチームに問い合わせろ」との回答。
…ま、期待してなかったけどね。

こうなってくるともうお手上げ。
仕方なしにApplestore渋谷のジーニアスバーを予約しました。
土曜日という事もあり、予約が取れない事も覚悟しましたが、幸いにも夕方18:45の予約が取れたので、子供が見たいと言っていた「カールじいさんの空飛ぶ家」を家族で見た後、一人で渋谷に向かいました。
ジーニアスのお兄さんに症状を告げ、自分でやれるだけの事はやったけど治らない。更にMobileMeサーバーがロックしてるんじゃないか？って事も伝えた所、あっさり交換しましょう！となりました。
正直こんなあっさり交換を受けて貰えるとは思っていなかったので拍子抜けしました（笑）
向こうが書類を作る時間位しか掛からなかったので正味10分位しか掛かっていないと思います。
んで、交換後早速ApplestoreのWi-Fi電波を借りてシンクしてみた所バッチリ同期しました。
やっぱり個体の問題だったんだな。
ジーニアスのお兄さんも、「MobileMeはねぇ…。サービスイン直後も色々有りましたし…。融通も利かないので…。」とモゴモゴしていましたし、トラブル時の対応をみると、有料サービスのそれとしてはちょっとお粗末な感がありますよね。
こんだけiPhoneとのソリューションを売りにしているのだから。
と言いつつ、何となく棚ぼた的に新品のiPhoneになったのでちょっと嬉しい（笑）
何と言うか、ハード的な故障とかトラブルでなくても交換しちゃうんだなぁ、顔を見て対応して貰えるのって話しが早くて良いなぁ、と思った一件でした。
噂によると、「日本国内のApplestore、全店閉鎖」とか言われてますけど、決して優秀ではない電話サポートや修理態勢を補う意味でも存続して欲しいな、Applestore。とか思ったり。（勝手？（笑））