拍子抜け。

拍子抜けした話。
会社を移ったのは先日エントリした通りなんですが、辞めるにあたって前の会社で送別会とかして貰ったんですよ。有難い事に。
その席での話。

その日に始まった訳では無く、オレが辞めると分かって暫くしてからなんだけど、やたらと「新しい会社は良い会社かもしれんが、すぐにキツくなってお前は音を上げる」だの、「キツくなって数字が欲しいが為に前の会社のツテを頼る様になる」とか言う奴が居て。
オレは一応仲が良いと思ってたんで、そいつにそんな事を言われるのは心外だったし、本心だとは思いたくなかったので、最初は「酔っ払ってるからね」と流して居たんだけど、余りにもしつこくて。
んで、仲が良いと思っている事が逆に余計に腹立たしく、近年稀に見る勢いでキレました（笑）
まぁ、その場は手を出した訳でも無いし、他の連中が止めてくれたりしたので殴り合いとかになった訳ではなかったんだけど、やっぱ後味は悪く。
そんなこんなで時は過ぎ、和解せぬままオレは会社を辞めてしまった訳です。
凄く気になって居たわけでは無いんだけど、何かの折に多少は気になって居て。
でも、何かきっかけがあればまぁ元通りになんだろ、とか楽観視していました。

で、暫くして今の会社の用事で前の会社に行く事になりました。
その友達の事は別として、やっぱ円満退社とは言え変な緊張感もありつつ（笑）暫くしていると、件の元同僚が現れたわけです。
他愛も無い事を二事三事話して、まぁまた連絡するわとその場は終わりました。
オレ個人的には、いい歳したおっさん同士、いくら喧嘩したと言えこれで元通りだろう。と思いました。

２〜３日経ったかな？そう言えば奴にまた連絡するわと言ったなぁと思い出し、おもむろに電話を入れてみました。
番号通知されているからオレから掛かってきたのは分かっているだろうし、向こうが出た瞬間に以前のように「飯でも食いに行こうよ」と切り出しました。
そうしたら相手の様子がなんか変です。
声の主が分からない感じです。
…メモリーからオレの番号を消してやがった！（笑）
「間違えて全部のメモリー消してしまったんですよ」とか言ってる。嘘つけ！（笑）

もう腹も立ちませんし、まさに「拍子抜け」しました。
オレは友達だと思っていたし、仲も良いと自負していましたが、奴はそうでもなかったようです。
転勤したての時に色々と分からないというから割と手助けしたつもりで、向こうも「お陰で色々早くキャッチアップ出来た。ありがたい。」とか言ってたのはなんなんでしょう？

あれ？ここまで書いて何かふられて恨み節を言ってるみたいな感じになってきてるぞ？？（笑）
何となく似ているけど、感覚は若干違うんですね。分かってもらえるでしょうか？
気まずく思っていた感じが勿体無かったというか…何と言うか。割と妙な感覚です。

本当に友達付き合いが終わる時ってのは、こうやってアッサリ終わるんだな。気持ち的にも。
とか思っています。

まぁ、オチはありません（笑）
人との付き合いが終わるときにこんなにあっさりした印象なのが初めてなので若干戸惑ってるよ。って感じです。
あぁ、本当にオチがない（笑）

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